【求職者向け】有効求人倍率とは?2025年1月のデータとともにわかりやすく解説!

有効求人倍率とは、求職者1人あたりいくつの求人票があるのかを示す指標です。
労働市場における求職者数と採用活動中の企業数のバランスを示すのに用いられます。

「有効求人倍率が高い」とは?

有効求人倍率が1.0を超えているとき、求職者よりも求人票のほうが多いことになり、この状態を「有効求人倍率が高い」と言います。
この時、求職者にとっては売り手市場となるため、求人に応募しても比較的ライバルが少なく、有利に求職活動が進められます。希望条件に合う就職先を見つけやすい、とも言えるでしょう。

「有効求人倍率が低い」とは?

有効求人倍率が1.0を下回っているとき、企業が出している求人票よりも求職者のほうが多いことになり、「有効求人倍率が低い」と言います。
求職者にとっては求職活動の競争が激化しやすく、「書類審査が通らない」「何社も面接したのに落ちてしまった」ということが起こりやすくなります。

※ 求職者数・求人数のいずれも、ハローワーク(公共職業安定所)をもとに算出されています。
そのため、ハローワークを利用していない企業や求職者は数値に含まれません。

実際の有効求人倍率はどのくらい?

厚生労働省が発表した最新データを分かりやすくまとめました。求職活動の参考にぜひご覧ください。

「一般職業紹介状況」によると、2025年1月の有効求人倍率は 1.26倍 となりました。前月から0.01ポイント上昇しており、緩やかな改善が見られます。

全国の有効求人倍率(全体)

  • 有効求人倍率:1.26倍(前年同月:1.27倍)
  • 新規有効求人倍率:2.32倍(前年同月:2.27倍)
    (1月に新しくハローワークに登録した求職者と、1月に新しく求人を出した企業のみで計算した倍率)

新規求人数の増加により、新規有効求人倍率は前月比で0.05ポイント上昇しました。

常用雇用(パートを除く契約・派遣など)

  • 有効求人倍率:1.29倍(前年同月:1.27倍)
  • 新規有効求人倍率:2.09倍(前年同月:1.98倍)

常用雇用においても前年同月を上回り、安定した採用需要が続いていることが分かります。

地域別の状況

  • 東京都:1.12倍(前年同月:1.14倍)
  • 千葉県:1.27倍(前年同月:1.18倍)

首都圏では、東京都がやや減少した一方、千葉県は前年を大きく上回りました。

まとめ

2025年1月は全国的に有効求人倍率がわずかに上昇し、とくに 新規求人の増加 がポイントとなりました。
地域ごとに差はあるものの、依然として高い水準で推移しており、今後の動向にも注目が集まります。

出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」(2025年3月発表)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_52677.html

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