
新年度が始まる4月は、企業の採用活動や転職活動が活発になりやすい時期です。
厚生労働省が2025年5月に発表した「一般職業紹介状況」によると、2025年4月の有効求人倍率は 1.26倍 となり、前月(3月)と同水準を維持しました。
2025年4月の有効求人倍率
全国の有効求人倍率(全体)
- 有効求人倍率:1.26倍(前年同月:1.26倍)
- 新規有効求人倍率:2.24倍(前年同月:2.21倍)
新規有効求人倍率は前月から0.08ポイント低下しましたが、前年同月を上回っており、一定の採用需要は続いていることが分かります。
常用雇用(パートを除く契約・派遣など)
- 有効求人倍率:1.18倍(前年同月:1.15倍)
- 新規有効求人倍率:1.68倍(前年同月:1.59倍)
常用雇用では前年より上昇しており、特に安定雇用を前提とした求人が堅調である点が注目されます。
地域別の状況
- 東京都:1.13倍(前年同月:1.14倍)
- 千葉県:1.25倍(前年同月:1.20倍)
東京都は前年同月とほぼ横ばいでしたが、千葉県は前年を上回り上昇しました。地域によって求人環境の動きに差が出ています。
実は“穴場”!?工場ワーカーという働き方
有効求人倍率を職種別に見ると、建築や運輸業などと並び「工場ワーカー(製造業・機械関連)」の求人は常に高い水準を保っています。
工場勤務は「力仕事が大変そう」「単純作業が多いのでは?」とイメージされがちですが、実際には多くのメリットがあります。
まず、工場ワークは特別なスキルや資格がなくても始めやすいのが特徴です。しっかりとした研修制度を整えている企業も多いため、未経験からでも安心して挑戦できます。
人と話すことが苦手でもコツコツ取り組める環境が多いのも魅力です。事務職や営業職のように高いコミュニケーション能力を求められる場面は少なく、作業に集中して取り組みたい方に向いています。
さらに、工場での仕事には「モノづくりに関わるやりがい」があります。たとえば、自分が製造に携わった製品を街中やお店で見かけたときには、大きな達成感や誇りを感じることができます。
加えて工場ワークは 体を動かすことが好きな方にピッタリ。デスクワーク中心の仕事とは違い、体を動かしながら働けるため、アクティブに仕事をしたい人に好まれる傾向があります。
そして忘れてはいけないのが、将来的なキャリアアップのチャンス。契約社員や派遣社員としてスタートしたとしても、経験を積むことで正社員登用につながるケースが多く、長期的に安定したキャリア形成が可能です。
新年度スタートで注目すべきポイント
2025年4月は、全体の有効求人倍率が前月と変わらず横ばいでした。一方で新規求人倍率はやや低下しましたが、前年よりは高く、新年度も企業の採用意欲は依然として高い状態が続いています。
そのなかで、工場ワーカーは「未経験から挑戦できる」「長期的なキャリアアップも目指せる」“穴場”の職種です。
4月は新卒採用や中途採用の動きが活発になる時期。求職者にとっては、新年度の求人動向をいち早くチェックし、自分に合った職場を見つけるチャンスといえるでしょう。
出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」(2025年5月発表)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58118.html
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